Products商品開発
京都 古今嵯峨米
稲穂たなびく水田と竹林の景観として歴史的風土特別保存地区に指定された京都嵯峨野で栽培されたたお米(きぬひかり)です。
「きぬひかり」は粘り気が少なく、あっさりとした味わいです。
開発背景・商品詳細
自然再生の取り組みから生まれた「古今嵯峨米」
京都は山に囲まれた自然豊かな環境であり、古い街並みと調和した歴史と文化が街の風景をつくりだし、京都ならではの自然、歴史、文化的価値を高めています。
しかし、人里に近い山々などの自然には人の手が入らなくなったため、山は荒れ、近接する田畑にも人が入らなくなったことから、結果的に、自然・歴史・文化的風景の低下、生態的価値の低下、山腹崩壊などの防災機能の低下がみられます。
そのような中で、嵯峨嵐山では地域のポテンシャル(ここでは、嵯峨嵐山の竹林と水田)を理解し、その地域産材(米や筍)を活用し、問題解決を行える循環的な取り組みを行っています。
京都嵯峨嵐山の竹林を活用した米作り
地域の風景の要素である竹林を活用し、竹林整備をした後に発生する竹チップを混ぜた土壌でこのお米を栽培しています。ケイ酸を多く吸収し耐病性・耐倒伏性が増し、品質が向上する米づくりを行っています。
※商品を販売して出た収益は、会の趣旨に沿った環境保全活動に役立てています。